実践記

ビジネスとは金を稼ぐことではない?ビジネス思考の大切さ

目安時間 10分
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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

「ビジネスとは金を稼ぐことではない」と言い切った経営者がいた。

あのナイキの創業者、フィル・ナイトだ。

 

含蓄の深い言葉だが、
これを僭越ながらアフィリエイトに置き換えてみようと思う。

 

アフィリエイトは、せっせと記事を書き、
誰かがそれを見て商品を買えば収入になる。

記事は世界に向けて公開されているので、
自分の記事を見て買う人がいても不思議ではない。

そんな単純な思い込みで始めても、
恐らくうまくいかない。

特に始めたばかりの頃は、
なぜうまくいかないのかが分からない。

なかなか報酬が出ないという現実に、
少しずつだが確実に打ちのめされていく。

 

「最初からうまくいくはずない」

と自分を鼓舞し続けても、その内限界がくる。

そこで諦め撤退してしまうと、
今までやってきたことが水泡に帰す。

そうならないために、

「ビジネス思考」

を身に付けることが大切になる。

挫折後の再チャレンジ

私は10年以上前、一度アフィリエイトに取り組んだことがある。

5万くらい出して教材を購入、
それなりに真剣にやっていた記憶があるが、
作ったサイトが検索1ページ目に来ることはなかった。

結局、挫折して撤退してしまった。

今思えば、あの時もう少しがんばって極めていれば、
人生変わったかもしれない。

まだアフィリエイトの勃興期で、
簡単に稼げる時期がもうすぐそこまで来ていた。

返す返す、惜しいことをした。

 

そんな反省もあり、定年を控え何かビジネスをしようとなった時、
再度アフィリエイトを始めるのは気が引けた。

また挫折するのではないか、
稼げないのではないか、

そういうトラウマがあった。

 

そこでまず物販を始めたのだが、
これはうまくいかなかった。

詳細は省くが、人それぞれ向き不向きがあるようだ。

そこでいよいよアフィリエイトをやるしかないと決心し、
始めてみたところ、翌月さっそく報酬が発生した。

 

単なるビギナーズラックだったのだが、
励みにはなった。

記事さえ積めば報酬はついてくると思い、
その後記事を書きまくった。

3カ月もたたぬ内に100記事を突破したので、
1日1記事近いペースだ。

副業としてはハイペースの方だろう。

今やれと言われても、遠慮したい。

と言うより、記事書きだけにそれだけの労力は割けない。

今だからこそ分かることも多い。

報酬ゼロの日々

では、100記事書いてどうなったかと言うと、
全く報酬はあがらなかった。

今思えば、当然の結果だが、当時はそんなことは分からない。

なぜ報酬が出ないのかと、不安が募った。

同時期に同じ手法で始めた人が、
3カ月目で既に30万を稼いだという話を聞いて、
焦りと不安は大きくなった。

何が違うのか、

自分は何か間違ったことをしているのではないか、

そんなことばかり考えていた。

 

アフィリエイトで1度挫折しているだけに、
また今度もダメなのではという気持ちは拭えない。

何とかしなければともがく日々が続いた。

それでも記事だけはハイペースで上げ続けた。

記事を上げることが、唯一の突破口だと信じていた。

それがそもそも間違いだったと気付くのは、
もうしばらく先のこととなる。

ビジネスにおいて大切なこととは

ただ記事を上げ続ければうまくいく、
というほどアフィリエイトは単純ではない。

私は先輩アフィリエイターから、
直接話を聞く機会があり、
そのことに気付かされた。

記事の量は大事だが、
量とともに質が伴わなければ報酬は出ない。

 

当然と言えば当然だが、
これは意外と難しい。

そもそも、全ての記事で品質を高めようとすると、
今度は量が追い付かない。

副業でやる以上、割ける時間は限られている。

アフィリエイトに使える短い時間の中で、
何を優先するかが、非常に大切になってくる。

 

当時の私は記事を書いては上げるの繰り返しで、
「振り返る」ことをしていなかった。

今では考えられないことだが、
記事をひたすら上げ続けていた時期は、
検索順位のチェックさえしていなかった。

記事は書きっぱなしで、修正は一切しない。

ただ、1日1記事というノルマを達成することだけが、
アフィリエイトだった。

 

そういう時期があってもいいとは思うが、
それだけを延々と続けていては、その先には挫折しかない。

 

記事の修正(てこ入れ)は必須。

 

てこ入れなしに、報酬が伸びることはない。

 

ただ、全ての記事にてこ入れするわけではない。

 

報酬が1度でも上がった記事、
検索順位で20位以内に入った記事、

 

ここらあたりが候補となる。

てこ入れ記事は絞らないと、新規の記事を書く時間がなくなる。

うまくバランスをとって、サイト全体の量と質を担保していく。

 

しっかり振り返り、
作業をブラッシュうアップしていかねば、
スキルは向上しない。

 

アフィリエイトは考えなければならないことが多い。

 

商品選定はこれでよかったのか?

記事タイトルや構成は適切か?

そもそもキーワード選定は間違っていないか?

記事内容は競合記事より勝っているか?

ライバルチェックは間違っていないか?

 

それら一つ一つについて考えることが、
振り返りとなり、経験値となって蓄積される。

ここで最初の話に戻るが、

「ビジネス思考を持つ」

ことが何より大切になる。

 

ビジネス思考とは、記事の向こうにいる人間を意識することだ。

※ここでは私流の解釈で定義させて頂いている

 

あなたに報酬が入った場合、その報酬は記事を読んだ人の懐から出ている。

その人に役立つものを買ってもらい、
喜んでもらう。

これがアフィリエイト(ビジネス)の大前提だ。

 

「公開しておけば誰かが読んで買うだろう」

この考えは、人間相手という発想が抜け落ちている。

 

アフィリエイトを始め、ネットビジネスは、
パソコン相手に作業をするため、人間相手という感覚が薄れる。

アフィリエイトに限らず、

ビジネスの相手は人間以外ありえない、

ということをもう一度見直してみてはいかがだろうか。

 

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IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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