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自分の限界を突破する脳のメカニズムに迫る

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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

自分の限界を突破するには、
脳のメカニズムを利用するといい。

脳はコントロールセンターとして、
その人の行動の全てを支配している。

だから、限界を超えるには、
限界を超える方法を脳に聞くしかない。

その答は、脳が持っている。

 

脳を利用する方法を語る前に、
誰もが持っている
「自分自身に対する思い込み」
について書いておこう。

 

自分のことは自分が一番よく分かっている。

と、思っている人が多いが、
それは幻想にすぎない。

 

自分のことは分からないのがむしろ普通であり、
当たり前なのだ。

 

分かっているという思い込みは、
せっかくの可能性を封じることにつながる。

自分の長所も短所も、
能力もその限界も、
その全てを決めてしまうことに何のメリットもない。

 

人間は、時間の流れと共に変化するものであり、
短所が改善され、長所が伸ばされるなどということは、
普通にある。

短所はいつまでも短所であり続けるものではない。

自分に起こる変化を理解し、
受け入れることで開ける未来がある。

自分の限界を決めてはならない

自分のことを分かろうとする努力は
もちろん必要だ。

危険なのは、
分かった気になることだ。

 

自分にはこれができるが、これはできない。

ここまではできるが、これ以上はできない。

それが自分なんだ。

 

食わず嫌いという言葉があるが、
やらず嫌いになってはいないか。

 

できないと決める前に、
やってみるという選択肢はないのか。

 

また限界を決めてしまっては、
そこから先には決して進めない。

それ以上できるかどうか、
チャレンジしてみなければ分からない。

例えチャレンジして失敗してたとしても、
何度も挑んだ後、乗り越えることだってある。

自分の限界を決めるのは、
可能性の否定に他ならない。

 

私は今60歳だが、
みなさんは60歳という年齢にどういうイメージを抱くだろうか。

例えれば、人生は飛行機のようなもの。

長年飛び続けて、
今ようやく着陸態勢に入った。

後は、飛んでいた頃の勢いを利用し、
滑走路を走る。

やがて静かに停止する。

 

金銭的なことにせよ、
スキル的なところにせよ、
60年も生きてきたのだから、
何かしら積み上げてきたものがある。

後はそれを食いつぶしながら、
静かに余生を送ればいい。

 

そんなことをイメージしていないか。

 

冗談じゃない!

自慢じゃないが、
私にはお金にしてもスキルにしても、
積み上げたものなどない。

この先の人生を、
それだけで食っていくことなど、
できるはずもない。

だからチャレンジし続ける必要がある。

 

私の人生には着陸はない。

永遠に飛び続けて、
燃料が切れたら墜落して果てる。

それが私の生き方であり夢だ。

脳のメカニズムを利用する

自分の限界を決めず、
チャレンジしてみることを勧めたが、
全く向いていないことにまで挑戦することはない。

私は若い頃芝居にはまっていた。

芝居にはまるくらいなので、
人前で演じることは好きだ。

 

1000人の観客の視線が、
自分一人に注がれ、
皆、固唾を飲んで次のセリフを待っている。

その時の快感は、未だに忘れられない。

しかし、だからと言って、
お笑い芸人になろうと思ったことは
ただの一度もない。

脳を掠めもしなかった。

 

全く意識に上らないようなことは、
そもそもやる必要はない。

 

問題は、やりたいという意思はあるのに、
自分で限界を決め、
無理だとか向かないとか、
やらない理由を探してしまうことだ。

 

ここで少し「脳」の話をしよう。

脳は毎秒数千という数の情報をキャッチしている。

その膨大な情報の中から、
瞬時に重要なものだけを選別し、
脳のメインプログラムに送り込んでいる。

その時初めて、
その情報が意識に上る。

 

雑踏と喧噪の中で、
自分を呼ぶ声だけがはっきり聞こえた、
という経験は誰にでもある。

車が好きな人は、
街を歩いていても車ばかり目につくが、
興味がない人にとって、
回りを走る車など文字通り眼中にない。

 

脳はかように情報を選別している。

問題は、その選別の基準は脳が持っているということだ。

あなたがその基準を知ることはできない。

 

何しろ、意識に上る前段階での話なので、
人間の意識では知りようがないのだ。

 

とある情報が重要かどうかは、
あなたの無意識が判断し、
不要なものはシャットアウトしている。

このメカニズムは知っておいて欲しい。

あなたにやりたいことがあって、
それに対する情報を欲していても、
脳に遮断されている可能性があるということだ。

 

あなたのやりたいことを、
脳が不要なことと判断していれば、
脳はやらない理由を探し出し、あなたに警告する。

 

それは危険なことだ。

ろくな結果にはならない。

今のままで十分じゃないか。

何を余計なことをしたがるのか。

 

いろいろな言葉を、囁いてくる。

そしてそれに関する情報を
あなたに伝えまいとする。

とある1通のメールに、
街角のポスターに、
電車の吊り広告に、
ヒントが隠されていたとしても、
あなたはそれに気づくことはない。

 

だから、あなたにやりたいことがあり、
行動し、限界を超えたいと思うのであれば、
「脳を洗脳する」必要がある。

 

脳は変化を嫌う。

現状維持が、脳にプログラミングされた初期設定だと思って欲しい。

あなたはその設定を書き換えなければならない。

 

やりたいことを何度となく声に出し、
紙に書いて壁に貼り、
回りの人に宣言し、
繰り返し繰り返し、根気よく脳に伝え続ける。

 

やがて脳が根負けして、
あなたのやりたいことの優先順位を上げてくる。

 

その時ようやく、
あなたはあなたの夢の実現に向け、
踏み出したことになる。

後は脳の命ずるままに、
走り続ければいい。

 

やりたいことがあるのに行動できない。

自分の限界を自分で決めてしまっている。

そういう悩みがあるならば、
この脳のメカニズムを利用することをおススメする。

脳は羅針盤となって、あなたを夢へと導いてくれるだろう。

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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