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「チーズはどこへ消えた」からビジネスの心得を学ぶ

けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

「チーズはどこへ消えた」について、
あら筋と込められた教訓について解説してみたい。

知らぬ人はいない世界的ベストセラーで、
「1時間で読めて10年役に立つ」
というたいそうなキャッチコピーがついている。

 

この本を選んだのは、
90ページという短編ながら、
深い教訓も盛り込まれており、
特にビジネスにおいても大事な考え方が学べると思ったからだ。

 

「手軽で深い」
これが、活字離れが進む昨今、
この本が人気を勝ち取った理由だろう。

あら筋

 

登場人物は鼠2匹と小人が2人。

小人の名は「ホー」と「ヘム」だ。

2匹と2人は、迷路の中でチーズを探している。

物語冒頭で、既にチーズの山を見つけているのだが、
鼠の2匹は、いつでも別のチーズを探しにいけるよう、
準備を怠らない。

 

それに対し、小人はすっかり安心して、
チーズのある幸せに安住する。

 

いつまでも変わらずあるものだと、
勝手に思い込んでしまう。

 

ところが、本のタイトル通り、
チーズはある日突然、跡形もなく消え去る。

 

鼠は単純脳なので、特に落胆することもなく、
さっそく次のチーズを探しに行く。

だが小人の2人は、現実を受け入れられず、
嘆き悲しみ、状況分析を始める。

 

なぜ、消えたのか、どこへ消えたのか、

 

必死に考え、元の状態に戻そうと手を尽くす。

やがて、もうチーズは戻らないと分かると、
後はただお腹を空かせて嘆くばかりとなる。

 

だが、小人のホーは、
このままではいけないと気付き、
新たなチーズ探しを決心する。

 

一方の小人ヘムは、
ホーの説得にも応じず、
その場を動こうとしない。

 

ホーは仲間のヘムを置いて、
迷路へと姿を消した。

 

ここからのホーの苦難の旅が、この物語のメインとなる。

 

探しても見つからず、恐怖にかられ、
その度に自分を励ますホー。

実はチーズが徐々に減ってきていたのだが、
気づかなかった。

ホーは、そんなまぬけな自分を笑った。

 

ようやく恐怖を振り払い、
気分を落ち着かせると、
新しいチーズに思いを馳せた。

 

「まだ新しいチーズは見つかっていなくとも、

そのチーズを楽しんでいる自分を想像すれば

それが実現する」

 

失ったものより、

これから手に入れるものについて考え続けた。

新しいチーズを楽しむ自分を、
こと細かにイメージすると、
わくわくと前向きな気持ちになった。

 

そこでホーは、
一旦ヘムの元に戻り、
「一緒に探そう」と再度説得する。

しかし、ヘムは言う。

 

「私が欲しいのは新しいチーズではなく、
ここにあったあのチーズなんだ」

 

ホーは再びヘムを置いて、
迷路の奥へと分け入って行った。

 

進むのに必要なチーズの欠片は、
不思議なことに、あちこちで拾うことができた。

そしてホーは悟る。

 

「チーズがないままでいるより、
迷路に出て探した方が安全だ」

 

ホーはチーズ探しが面白くなっていた。

もう恐怖は感じない。

人は考え方が変わると、行動も変わるものだ。

 

チーズの欠片に励まされながら進むうちに、
ついにチーズの山を発見する。

とおに到着していた2匹の鼠が、
手を振るのが見えた。

 

ホーは優れた頭脳で鼠たちよりうまくやろうとして、
かえって遠回りをした。

変化に対応するためには、

問題を複雑にしないこと、

恐怖に打ち勝つこと、

何より自分を変えることが大切なのだと知った。

教訓

この本には、人生の役立つ教訓がいくつも書かれているが、
けんすけの視点から、いくつかピックアップしてみよう。

1.我々は小人を笑えない

まずチーズだが、
これは「望む理想の生活」というよりも、
単に「そこそこ満足している今の生活」と解釈したい。

 

状況は時々刻々と変わっているのに、
それに目をつむり、
今の安定した生活が続くと考えている小人の2人。

彼らはチーズまでの「通勤」が短くて済むように
チーズの近くに引っ越して、家庭を築く。

昔チーズを探していたことなどすっかり忘れて、
すっかりくつろいで緊張感のない生活を送っていた。

だからチーズが減ってきて、
「もうすぐなくなる」
ということにさえ気付かなかった。

 

だが、2人を笑うこととはできない。

人間とは、目の前の快楽に流される生き物だ。

やらなくてはいけないことが分かっていても、
切羽詰まらないとやろうとしない、
つい、さぼってしまうという経験は誰でも持っている。

そしてある日チーズが消滅し、
慌てふためき、何とかチーズを復活させようと、ムダな努力を続ける様は、
滑稽だが、胸に刺さる。

 

もし、私が小人だったら、
同じようにあたりを探し回ったり、
壁を破壊して隣の穴を調べるなど、
ホーやヘムと同じことをしただろう。

 

どこか近くに隠されているんじゃないか、
という幻想が捨てられないのだ。

 

人間は頭がいい分、考えれば何とかなると思いがちだ。

鼠は無くなれば探す、という単純な思考しかできないので、
絶望することもなく、さっさと探しに行ってしまう。

 

結果的には、その方が事態の解決は早い。

現状を変えることへの不安や恐怖で前に進めない、
ということは人間の本質を突いているエピソードだ。

2.こだわりを捨てることで新たな道が見える

過去の生活や考え方には、
人間誰しもこだわりを持っている。

このこだわりを捨てなければ、
新しい道は見えてこない。

 

「俺が欲しいのは、ここにあったあのチーズなんだ」

というヘムの言葉が印象的だ。

 

人生の危機に直面しても、
彼は新しいチーズなど望んでいなかった。

 

ヘムのような人間は、どこにでもいる。

こだわりから抜け出せないと、
待っているのは、悲惨な未来だけとなる。

 

一方、ホーは、

自分をダメな奴だと認識し、

そこから新たに踏み出す道を選んだ。

 

自分が間違っていたと認めることで、
こだわりから抜け出せたのだ。

こだわっていた自分を客観視し、
滑稽だと思うことができた。

 

しかし新たな道は、文字通り茨の道だった。

探しても探しても見つからず、
恐怖に震え、絶望する。

しかしやがてホーは恐怖を克服し、
明るい気持ちを取り戻す。

 

本書では50ページあたりになるが、
私としては、
この部分はもう少し書き込んで欲しかった。

本書では

「新しい道に進んだ」

ことが克服の理由とされているが、
イマイチピンとこない。

 

けんすけ的には

「恐怖には実態がない」

「恐怖は頭の中にしかない」

ということに気付いたのではないかと解釈している。

 

頭の中を「新しいチーズ」に置き換えることによって、
恐怖が希望へと変わった。

 

状況は変わらなくとも、
考え方ひとつで、
人生は苦しくも楽しくもなるものだ。

3.人生なんとかなる

恐怖を克服したホーだが、
すぐに新しいチーズを見つけたわけではない。

旅はまだまだ続く。

 

その間、彼は

「新しいチーズを見つけた後の自分」

について、細部に渡って想像し、夢を膨らませる。

 

すると、

いつか必ず見つかる、

という根拠のない自信が漲ってきた。

 

これはナポレオンヒルの
「思考は現実化」するに通じる。

思考によって行動が変わり、
それが現実を引き寄せる。

その正の循環に、ホーは入ったことになる。

 

注目すべきは、旅の最中、
彼は食うに困っていないということだ。

チーズの欠片は、そこここに落ちていて、
それで飢えをしのいでいた。

 

チーズの欠片は、
いつか大量のチーズに出会える、
という希望を与えてくれた。

 

ホーは、じっとしているよりも、
行動した方が安全だと言っている。

変化は怖い。

動き出す前は、
いろいろと悪い想像ばかり浮かんで、
足が竦む。

 

だが勇気を持って歩きだすと、
それはそれで何とかなってしまうものだ。

 

もし、あなたが今の生活に不満を感じているなら、
まず動き出してみよう。

正しい方向が最初から分かるはずはない。

ホーのように、あちこち迷いながら進むことになるだろう。

でも、迷い進む過程も、
それはそれで何とかなるし、
きっと今より悪いことにはならない。

そう信じることだ。

 

根拠などいらない。

ホーは、探し疲れて、絶望し、歩みを止めただろうか。

いや、彼は、探すこと自体を楽しみ始めた。

苦労を楽しむことを知ったホーは、
人間的に大きく成長することができた。

4.勇気はむくわれる

まとめると、

変化を受け入れ、現状打破に踏み出すことは、
随分と勇気がいることだけれど、
その勇気は、いつか必ず報われる。

そう信じて頑張れ。

 

と、スペンサージョンソンは私達を励ましているようだ。

 

私達は鼠にはなれないが、
せめてホーになれるよう努力しよう。

ヘムを反面教師として、
過去へのこだわりを捨て、
勇気を持って、新しい道に踏み出して行こう。

 

まさに、ビジネスをこれから始めようとしているあなたに、

ぴったりの教訓ではないか。

 

ビジネスは、迷路の中でチーズを探すのに似ている。

怖くて足がすくむことなど、いくらでも出てくる。

そんな時は、ホーのことを思い出そう。

ホーにできたことが、
あなたにできないはずはないのだから。

まとめ

この本は、現状に満足せず、
一歩踏み出すことの大切さを教えてくれる。

変化を受け入れる勇気をもち、
あゆみ続けることこそが人生なのだと、
改めて気づかされる。

読みやすく、かつ内容の濃い、
出色の一冊なので、ぜひ手に取って欲しい。

 

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現状を変えるために
ビジネスを始めたいと思っているのに、
まだ踏み出せていないのであれば、
ホーの勇気を見習うといい。

 

「今より悪いことにはならない」

と信じ、力強い一歩を踏み出そう。

 

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