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引き寄せの法則の本質 成功を掴む最短の道筋とは

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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

引き寄せの法則の本質は波動にあると、
私は考えている。

引き寄せの法則とは、
「心から思えば望む現実を引き寄せることができる」
という原理原則のこと。

これは真実ではあるが、
もちろん現実はそんなに単純ではない。

そもそも「心から思う」という行為自体、
一般人には相当に難しい。

私はここで言う「心」を、
「波動」という言葉に置き換える。

だから、引き寄せの法則の本質は「波動」だと言い切ることができる。

ではその「心から思う」という行為を、
「波動」によってどう実現していくのか。

具体的に考えていくことにしよう。

波動を読み取る

人はみな波動を持っている。

波動とは波のように周囲に伝わる、
振動エネルギーのことだ。

人は肉体として存在しているだけではなく、
そこにいるだけで周囲に一定の影響を及ぼしている。

本人から何か働きかけなくとも、
既に周囲を巻き込んでいるのだ。

 

別に抽象的な概念を言っているわけではない。

これはごく日常的なことだ。

初対面の人同士、何人か一同に会した時。

その中には、
話が合いそうな人がいる一方、
話が合わなそうな人もいる。

こういう経験は、ごくありふれたことだ。

学生時代なら、
新学期の新しいクラスメート。

新入社員として入った職場の仲間。

まだ、一度も話したことがないのに、
「この人と話してみたい」
と思う。

 

合う合わないの判断は、
誰しもが日常的にやっている。

なぜそう思ったかと聞くと、大抵は、
「直感」だと答える。

ではなぜそう直感したのか。

それは、その人の波動を感じ取ったからだ。

そして自分の波動と、
きちんと共鳴するかどうかを見極めた。

人は知らず知らず、
自分に近い波動の人間を選んでいく。

 

波動について、別の例を上げよう。

会社の同僚が、
表情はいつもと変わらないのに、
何となく元気がなさそうだと感じることがある。

具体的な話は何もなく、
態度もいつもと同じ。

それでも何故か「元気がない」と感じるのだ。

 

それは、その人の発する波動を
読み取っているからに他ならない。

他人の波動を読み取ることは、
人間にとってごく日常的なことなのだ。

波動の共鳴 あるホーム上の出来事

他人と波動が共鳴すると、
気分がいい。

会話も盛り上がるし、
互いに学びもある。

他人と波動を共鳴させることが、
自分を高めるきっかけになったりする。

 

だが逆に自分を劣化させるきっかけにもなりうる。

邪な心を持った相手との共鳴は、
自分の心まで邪にする。

問題は、なぜ邪な相手と共鳴したかだ。

ここをしっかりと見つめないと、
邪な世界から抜け出せなくなる。

 

ある夜、駅でこんな光景を見かけた。

ホームで電車を待っていると、
階段を下りてきた若い男が、
ホーム上で待っている何人もの客の中の、
ある一人の中年男に向け、
真っすぐに歩みよった。

当然二人は、知り合いだろうと思った。

が、会話を聞いていると、
どうもそうでもなさそうだ。

そして、程なく二人は喧嘩を始めた。

口喧嘩もそこそこに、
掴み合いになった。

どうなることかと見ていると、
話かけられた方の中年男が、
柔道の技で若い男を投げ飛ばした。

若い男はホームで大の字になり、
中年男に「まいった」と言って敗北を認めた。

 

それで喧嘩は収まって、
大事にはならなかったのだが、
このエピソードで驚くべきは、
二人が全くの初対面だったということだ。

若い男は、何かでむしゃくしゃしていたのだろう。

相手は誰でもいい、ともかく喧嘩相手を探していた。

そして、ホーム上の客の一人に目を付け、
真っすぐにそいつに向かって行った。

なぜ、一瞬で喧嘩相手が見極められたのか。

自分と同じ凶暴な波動を感じ取ったからに違いない。

すぐそばにいた私のことは、
その存在さえも気付いていないようだった。

 

彼は真っすぐに目標に向かって突進し、
「喧嘩」という目的を果たした。

敗北で終わったにせよ、喧嘩はできた。

むしゃくしゃは倍増したかもしれないが、
それは自己責任というものだ。

 

お前はなぜ、近くにいたのに止めなかったのかって?

「君子危うきに近寄らず」という言葉を実践したまでさ。

自分の波動は見えない

ここまでの話で注意して欲しのは、
自分の波動は見えないということだ。

他人の波動は分かっても、
自分で自分を読み取ることはできない。

自分の波動は、
自分の周囲を見て判断するしかない。

 

もし、あなたの周りに優しい人間が集まっているなら、
あなたは優しい波動を発しているに違いない。

反対に、先の例ではないが、
喧嘩好きの人間、キレやすい人間が多いなら、
あなたの波動にも凶暴性が混じっている。

 

自分の波動を高めることは、
非常に大切なことだ。

これは人生の目的と言ってもいい。

 

人生の目的は金だ!

と言っているあなたの元には、
金だけに執着する波動の人間が集まってくる。

互いに共鳴し合った結果、
金への執着はますます高まっていく。

それは決してよい結果を生まない。

金に執着しすぎるあまり、
不幸になったエピソードは多い。

 

人の波動は変えることができる。

 

以前親しかった友達と疎遠になり、
新しい友達ができる。

誰しも経験することだが、
これはあなたの波動が変わってきた
ひとつの証左だ。

もし、悪い仲間から離れ、
良い友達ができたのなら、
それはとても喜ばしいことだ。

あなたの波動は、
随分と高まったことになる。

 

喧嘩相手を探すような波動よりも、
楽しみを分かち合う相手を探す波動の方が、
数段優れていることに異論はあるまい。

波動には段階があり、
高めるに従い、
それだけよい仲間ができて、
自分なりの成功に近づいていく。

 

もしあなたがビジネスで成功したいと願っているなら、
自分の波動について、
今一度目を向けてみてはいかがだろう。

遠回りのようで、
それが一番の近道になる。

ビジネスはメンタルが7割とはよく言われることだが、
波動はメンタルと密接に結びついている。

あなたの波動が呼び寄せたものが、
あなたの周囲に集まってくる。

よい結果を望むなら、
まずもって、
よい波動を身に付けることを第一とすべきだろう。

 

ここで最初の話の戻ろう。

 

「心から思う」ということは、
「波動を高める」ということと同値なのだ。

 

引き寄せの法則で言う「心」とは、
普段意識している表面上の意識ではない。

より深い所にある深層心理、無意識の領域のことだ。

それは波動となって表れてくる。

「心から思っている」内容は、表層の意識では分からないことが多い。

それは知らず知らず「波動」となって表れてくるものだ。

「心から思う」ことの難しさが分かっていただけただろうか。

もしあなたが「望まない」現実に身を置いているなら、
深層心理がそう望んでいるからに違いない。

お金がないと困っているなら、
深層心理は「それが身の丈」だと思っていて、
「身の丈以上のお金」を得ることに怖れを抱いているのかもしれない。

深層心理を自分で知ること、
コントロールすることは、
一般人には難しい。

だが、「波動」なら表層意識でも感じることができる。

それは「深層心理」には届かないものの、
表層意識より深いところの「心」を現している。

波動を高めるよう努力することが、
引き寄せの法則の本質だという意味はここにある。

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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