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ビジネスアイデアの「閃き」はどこから来るのか その源泉を探る

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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

アイデアの源泉はどこにあるのか?

そんなことを考えたことはあるだろうか。

アイデアは突然ふっと閃くことがある。

じっくり考えるのは、
そうやって閃いたものを元に、
さらに練り込んでいく過程だ。

ビジネスだろうが、
研究開発だろうが、
その元になるアイデアは閃きによる。

 

便宜上「アイデア」と言っているが、
ここでは「人生における重要な決断」なども
含むこととする。

どちらに進むべきか、
右か左か、
人生ではどちらかに決めなければならない場面は多い。

自分にとってどちらが相応しいか考える時、
閃きは重要な要素になる。

今回はアイデアを生む「閃き」について掘り下げてみたい。

アイデアは閃きから

「閃き」という言葉の意味を調べてみると、

・一瞬鋭く光ること

・素晴らしい考えが瞬間的に思い浮かぶこと

などが出てくる。

閃きは「一瞬」という概念と結びついている。

それに対し「思考」は、時間をかけて考えるというイメージか。

閃きは思考ではない。

つまり「考えて」得るものではないということだ。

 

ビジネスにせよ、人生の決断にせよ、

「俺は、あらゆる条件を考え併せて決めている」

と言うじっくり思考型の人もいる。

だが、「あらゆる条件」を俎上に乗せることは、
実際問題として不可能なのだ。

 

あなたが「アフィリエイト」をやると決めたとする。

決断にあたり、「あらゆるビジネス」を検討対象にしただろうか。

あなたが「就職先」を決めたとする。

「全ての企業」を比較検討しただろうか。

あなたが「結婚相手」を決めたとする。

全ての…云々。いや失礼、この例はやめておこう。

 

あなたが「アフィリエイト」をやると決めたのは、
アフィリエイトにピンときたからではないか。

この「ピンとくる」というのが「閃き」にあたる。

ビジネスで新しい企画や手法(アイデア)を思いついたとする。

思いつくには経験の蓄積が重要な要素になるが、
それを形にするのは「閃き」だ。

次にその閃きがどこからくるのか考えてみたい。

論理思考を捨てる

私は論理思考型の人間だった。

学者になるのが夢で、
全てを論理的に考えることが好きだった。

小学生の頃から学者になると決めていて、
大学に入ってもその夢は変わらなかった。

 

以前書いたが、大学の頃友人に誘われ、
芝居をやることとなった。(以下参照)

人生の転機/体験談 人生を一変させた友人の何気ない一言とは

 

芝居に踏み込んだことで、人生が一変した。

最初は趣味程度で、さほど真剣に取り組む気はなかった。

だが、いよいよオリジナル脚本でやろうとなって、
私が執筆することになった。

もちろん脚本など書いたことはない。

創作活動にさほど興味があるわけでもないし、
本だって、同年代に比べ読んでいる方ではない。

脚本を書けと言われても、
とっかかりさえ掴めず、
さて、どうしたものかと、思い悩んでいた。

そうこうしていると、ある晩、寝床に入った時、
これから作る芝居の、あらゆる場面が一遍に「閃いた」。

それはまさに「閃光」だった。

脳内に光が差したかと思うと、
2時間にわたる芝居の全ての場面が、
曖昧さが一切ない具体的な姿として見えた。

そう、思い悩んでいた新しい芝居が、
一瞬でできてしまったのだ。

脚本書きは、それを文字に書き起こすだけの、
単純作業になった。

 

この経験から、私はあの閃きはどこから来たのかと
考えるようになった。

あれが自分の脳内に「予めあった」ものとは、
どうしても思えなかった。

予め蓄積されていたものを、
脳が繋ぎ合わせた結果なのか?

いや、本もあまり読まない自分に、
創作の蓄積があるはずはない。

私の論理思考は、この時点で行き詰った。

論理思考に凝り固まっていた若者は、
その存在を根底から覆されたのだ。

閃きをもたらすもの

あの晩の「閃き」が、
結局就職もせず、
芝居を続けるきっかけとなった。

芝居を続けながら、
「閃き」がどこからくるのか考え続けた。

「閃き」が欲しかった。

本を読み漁り、数多くの芝居を見るなど、
貪欲に他の創作に触れる機会を作った。

その間、何本もの脚本を書いた。

小爆発はあったが、
あの晩ほど強烈なイメージを得ることはなかった。

 

「閃き」はどこからくるのか?

 

自分の外から来ていることは間違いがなかった。

だが、遥か彼方ではない。

自分のごく身近な、

触れれば届きそうな、

ほんのすぐそばの空間から、

自分の脳内に送られてくるようだった。

 

これを「非科学的」「非論理的」と嗤うのはたやすい。

だが「非科学的」といったところで、
所詮「現代」の科学にすぎず、
少し前までは天動説が「科学的」なことだったのだ。

今現在非科学的なことでも、
「実感」には勝てない。

自分には、

「イメージ」を送ってくれる

身近な何かに対する実感があった。

それこそが「閃き」の源泉だと
今は確信している。

ビジネスに大切なもの

「閃き」について語ったのは、
ビジネスに生かせると思ったからだ。

ビジネスはマインドによるところが7割とも言われている。

マインドを間違えると、
成果が出ないし、そもそも続かない。

 

私はよく「根拠のない自信」を持つのだが、
これもひとつ大切なことと思っている。

将来について、確実な予想など誰にもできない。

悲観的になれば、悪い展開などいくらでも浮かぶ。

悪い想像ばかりしていると、
ビジネスは恐らくうまくいかない。

どうせ、予想できないなら、
確たる根拠などなくとも自信を持っていた方がいい。

 

あなたがアフィリエイトをやると決めたとすれば、
それは「閃き」を得たからだ。

閃きは、何もないところから、
ひょいと出現するものではない。

ごく身近な空間にいる、

非科学的な存在から発せられている。

あなたはそれを受け取ったということだ。

ならばそれを信じてみてはいかがだろう。

 

「自分の決断」に対し、

「根拠のない自信」を持ち、

ぜひ前向きな気持ちでビジネスに取り組んでもらいたい。

成功は自分を信じた先にしかない。

 

 

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IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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