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力を伸ばす3原則 いつまでも成果が出せない自分から抜け出す方法

目安時間 9分
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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

何事においても、
伸びる人と伸びない人がいる。

がんばろうという気持ちは一緒でも、
なかなか伸びないのはなぜか。

 

別にビジネスに限った話ではない。

会社の仕事でも、
成績が伸びず、低迷を続ければリストラ対象に上がる。

いかに力を伸ばすか、というのは、
誰にとっても切実な問題なのだ。

ここでは、その力を伸ばすための原則を、3つ提示してみよう。

継続できない

当たり前だが、
何をやるにしても継続が必要だ。

力をつけるには一定期間、
同じことを続ける根気がいる。

 

副業など、個人でビジネスをしている場合、
会社のように強制される環境にはないので、
継続が意外と難しい。

「稼げたらいい」など、
動機が薄弱な場合はなおさらだ。

切実さがないと、
人間楽な方に流されてしまう。

 

継続できない理由は、
すぐに成果が出ないということがある。

いつ出るか分からない成果を、
期待し続けるのは難しい。

 

筋トレやダイエットでも、
数日で成果が出るものではない。

なかなか結果が目に見えないと、
続けるしんどさに負けてしまうのだ。

 

面白い話を聞いた。

筋トレを継続できる人の割合と、
お金持ちの人の割合が同程度だそうだ。

別に金持ちが筋トレをしているという話ではない。

いずれも、継続によって成果が出る事柄だ。

すぐに成果が見えなくとも、
作業を継続できる人は限られているということだろう。

 

逆に言うと、
継続さえできれば、
実力、収入とも、一歩抜け出すことができる。

 

力を伸ばしたいのであれば、
いかに継続していくかに注力した方がいい。

 

継続するのに一番大切なのは、
「気持ちの持ちよう」だろう。

結果を求めすぎず、

いかに目の前のことに集中できるか。

 

いかに、目の前のことを楽しめるか。

 

苦しいばかりでは、
ますます継続は難しくなる。

タスクの中に楽しみを探す工夫は、
ぜひすべきだし、
それが効率よく力を伸ばすことにつながる。

受け身の姿勢

タスクを継続していても、
受け身の姿勢では、力は伸びない。

 

以前、塾の講師、家庭教師で
生計を支えていた時期があった。

実に大勢の生徒を見てきたが、

同じことを教えても、
当然ながら生徒によって結果は異なる。

とんとん拍子に成績を伸ばし、
当初より数段偏差値の高い学校に進学する子がいる一方、
1年間、全く成績が伸びず、希望の学校に入れなかった子もいる。

その違いはどこにあるのか。

 

家庭教師で、対照的な2人の生徒を教えた。

ともにまじめで、よく勉強していた。

共通していたのは、
2人とも出された宿題は完璧にこなしていたことだ。

チェックした限りにおいては、
問題ないように見えた。

 

 

2人の違いの第一は、まず授業中の対応だろうか。

 

一人は、納得すれば「面白い」、
分からなければ「分からない」と言い
その他興味が出たことについては、
その場その場で随時聞いてきた。

授業中に、ちゃんと会話が成立していたので、
こちらもやりやすかった。

 

もう一人は、淡々とこちらの言うことを聞くばかりで、
生徒の方から発言するということがなかった。

だから本当に分かっているのか、
不安になることもあったが、
ともかく先に進めることを優先した。

 

 

違いの2つ目は、成績に対するこだわり。

 

模試は、何度も受けてもらった。

もちろんいい時も悪い時もある。

一人は、いい時は嬉しそうに自慢気で、
悪い時はいかにもバツが悪そうにしていた。

もう一人は、成績が悪くても特に悔しそうではなく、
低迷していても危機感を持っていないようだった。

 

どちらが成績を伸ばしたかは言うまでもない。

よく話す生徒の方は、見事志望校に合格したが、
淡々としていた生徒は届かなかった。

 

今、思い出すと、親の姿勢も違っていた。

成績を伸ばした方の子の親は、
毎回授業が終わると、数十分の話し合いの時間を取っていた。

今後の方針や、志望校の傾向など、
積極的に聞いていた。

こちらとしては、その分の時間は無償となるが、
もちろん、誠実に対応した。

 

もう一人の親は、完全に任せきりで、
子供の成績の推移にも目を通していないようだった。

いざ、受験前になって、
ようやく思うように伸びていないことを知り、
私にもいろいろと文句を言ってきた。

家庭教師つけているんだから伸びて当然でしょ、
と思っていたのかもしれない。

こちらも、職務を全うできなかったという悔いは残った。

 

2人の子供の明暗を分けたのは、
頭の良し悪しだろうか。

個人的には、小学・中学程度の勉強で、
さほど能力が影響するとは考えていない。

 

伸びた方の子は、
親の影響もあって、

「自分から成績を取りに行くぞ」

という気概があった。

それが、授業中の態度にも表れていた。

 

伸びなかった子は、
完全に任せきりで、

「言われたことだけやっていればいい」

という気持ちでいたのではないか。

 

あまり会話がなかったので、
本当のところは分からない。

少なくとも、力を伸ばそうという、
積極的な姿勢は見られなかった。

 

伸びなかった子については、
勉強を教えることに終始し、
姿勢やマインドに対する指導を怠った、
私の責任でもある。

もう15年も前の話だが、
その点は大いに反省しなければならない。

 

こうしてビジネスに対する発信をしていくなかで、
マインドの話を重視しているのは、
そういういきさつもある。

結局、「言われたことだけやる」という考えでは、
思うような結果は得られないということだ。

力を伸ばしたいなら、

「力を伸ばすことに積極的になる」

ことが必要だ。

 

淡々と受け身の姿勢で作業をしていても、
いつまでも成果が出ず、
継続できずに終わることになる。

 

「楽しみながら」

「作業を継続し」

「積極的に取り組む」

という3原則を意識してみてはいかがだろうか。

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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