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トレンドのビジネスを追うリスク 回避する秘策はこれだ!

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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

トレンドに敏感なのはいいことなのか。

トレンドに乗ることが有効な場合も多いが、
その逆もある。

一概には言えないし、
分野によっても違う。

ここでは特にネットビジネスについて考えてみたい。

 

ビジネスにも流行があるし、
細かい手法に至っては盛衰が激しい。

 

去年通じていた手法が、
今年はもう使えないなどということも普通に起こっている。

 

では、時代の流れについていくために、
常に最新を追いかける必要があるのだろうか。

 

そのリスクと回避方法について考えてみよう。

ネットビジネスの流れ

ネットビジネスは、特に流れが速い分野のひとつだろう。

年単位と言わず、月単位で状況が変わる。

少し前までは、アフィリエイトが流行っていた。

アフィリエイトは参入障壁が低く、
しかも初心者でもそれなりに稼げるので、
人気のビジネスとなった。

 

だが、ブログの粗製乱造が問題になり、
Googleが仕様を変えたことで、
一気に様相が変わった。

 

アフィリエイトが「簡単に稼げる」時代が終わり、
多くのアフィリエイターが撤退していった。

 

だが、その一方、未だ稼いでいるアフィリエイターがいることも事実。

撤退した人と、残った人の違いはどこにあったのか。

それはスキルに対する考え方ではないかと、
私は考えている。

詳しくは次章で検証しよう。

 

 

今、流行っているのは、
ユーチューブだろうか。

 

動画系は、
有名人が続々と参入して成果を出している。

子どもに将来なりたい職業を聞くと、
ユーチューバーと答える子もいるというから驚きだ。

ユーチューバーが職業か?
という疑問はあるが、
それほどユーチューブは今トレンドになってきている。

 

新しく始める人も後を絶たない。

アフィリエイトからユーチューブに転向した人も多いのではないか。

そうやって流行りに乗っかることは、
果たしていいことなのだろうか。

流れに乗ることの功罪

私見を言えば、
流行りに乗ること自体は必要だと感じている。

ユーチューブが人気なら、
とりあえずやってみればいい。

これまでアフィリエイトで稼いでいたからといって、
ムリにしがみ付く必要はない。

 

損切という概念は持った方がいい。

ネットビジネスは、資本が少額で済むので、
金銭的に追い詰められる事態にはなりにくいが、
時間は大量に消費する。

 

時間の浪費というリスクも、
ビジネスでは重要な考慮点となる。

 

だが、ここで気を付けて欲しいことは、
稼げそうな分野や手法に、
「ただ乗っかればいい」
というものではないということだ。

 

特に最近の傾向として、
どの分野にせよ、
安易な参入は惨敗で終わる可能性が高い。

 

安易な参入とは、
スキルを身に着ける覚悟のない場合を指す。

スキルの獲得には、
時間も労力も要する。

何より、ひとつのことをやり通す「根気」がいる。

それが持ち続けられないなら、
新しい分野へ踏み込むのは待った方がいい。

 

流れに乗ることは、
新しいビジネスの柱を作ることであり、
新しい可能性を模索することだ。

 

それはビジネスを続けていくうえで、必要な考えだ。

だが、その一方、
流れに乗ることにばかり気を取られ、
肝心のスキルが中途半端なままでは、
逆に可能性を潰すことにもなりえる。

 

流れに乗ることは、
功罪2面が隣合わせになっていると、
意識した方がよい。

マインドスキルを身に着けろ

スキルを身に着けるという話をした。

これも私見だが、
スキルには2つの側面がある。

 

ひとつはノウハウ的なスキル。

もうひとつはメンタル的なスキル。

 

ノウハウ的なスキルは分かりやすい。

市場に出回っているのは、
通常、このノウハウ的なものだ。

 

ユーチューブで言えば、

「チャンネル調査を徹底して行い、
現在の流行りの傾向をつかみ、
その傾向にそって動画を作成しよう」

という類のものだ。

 

実際、ユーチューブでは、
有名人でない限り、
この手法を取り入れないと稼ぐことは難しい。

ノウハウも大事で、
これは分野によって異なる。

だから流行りの分野に参入したら、
まずもってノウハウは学ぶ必要がある。

 

だが、このノウハウだけ学んでも、
「絵に描いた餅」になることが多い。

 

それはより大切な、
マインド的なスキルを身に着けていないことによる。

 

マインド的なスキルは、
ビジネスの本質を考え、
自分のマインドをそれにすり合わせていく作業となる。

 

ビジネスとは、
顧客へサービスを提供し、
対価をいただくという行為だ。

これはネットビジネスに限った話ではないが、
ネットビジネスもビジネスである以上、
この原則は揺るがない。

 

何を当たり前なことを、
と軽視してはならない。

顧客へのサービスを第一とするのは、
特に相手の顔が見えないネットビジネスでは意外に難しい。

 

顧客のことよりも、
収益を上げることを上位においていないか。

今いちど見直してみる必要がある。

 

「この商品なら売れるだろう」

という考えは、収益を第一としている考え方だ。

 

「この商品はどんな人の役にたつだろう」

と想像し、その人に役立つ紹介の仕方を考える。

 

収益云々より、顧客を第一とする考えは、
ひとつのスキルとして身に着けるものだ。

 

このマインドスキルは、
しっかりと身に着ければ、
トレンドのビジネスに移行しても、
そのまま応用が効く。

 

先に書いた、未だアフィリエイトで稼ぎ続けている人は、
このマインドスキルを身に付けている。

ノウハウだけに頼っていた人は、
撤退を余儀なくされているということだ。

 

トレンドビジネスを追いかけることには、
功罪両面がある。

身に着けるべきスキルにも、
2つの側面がある。

このことを意識していれば、
新しいことへのチャレンジは、
あなたにとって有意義なものとなるに違いない。

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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