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エッセンシャル思考とは「最少の時間で成果を最大にする」生き方~良書との出会いを紐解く~

目安時間 13分
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けんすけです。

 

あなたが、ある日、1冊の本を手に取ったとしたら、
それは「出会い」に他なりません。

 

本は異性に似ています。

 

この世にある無数の本の中から、
ある1冊を選び、手に取ります。

 

その本は、感動や楽しみを与えてくれることもありますし、
逆に退屈で閉じてしまうこともあります。

 

そこは相手との相性によるわけですが、

出会うタイミングによっても違ってきます。

 

あと数年後に出会えば、ベストカップルになれたのに、
少し早かったためにその人の良さに気付けなかったとか。

 

 

本との出会いもこれと同じで、
手に取った時のあなたの状況、感情、知識などで、

感銘の度合いが違ってきます。

 

あなたが変われば、出会う本も変わる。

 

この記事では、
「エッセンシャル思考」
という本を題材に、本との出会いとタイミングについて話します。

 

 

「エッセンシャル思考」とは

「エッセンシャル思考」とは、
雑務に忙殺されることなく、
本当に大事な仕事に集中しましょうね、
ということをテーマに書かれた本です。

 

 

会社の仕事をしていても、
有能な人ほどいろいろな仕事を頼まれます。

 

それだけ頼りにされているわけで、
仕事が増えるのは信頼の証でもあるのですが、
雑多の仕事を端から請け負っていてはいい仕事はできません。

 

使える時間も、人間の精力にも、
限界があります。

 

 

八方に1Mずつ進むのを止め、
自分の本来やるべき1方向に集中すれば、
同じ努力で8M進めます。

 

ひとつのことに集中すれば、
知識が深まり、スキルもどんどんアップしますので、

8Mと言わず、10Mでも15Mでも、
先へ行けるかもしれません。

 

 

より少なく、よりよく!

 

という合言葉を掲げ、

「選択と集中」の大切さを説いた本なのですが、

これがなかなか素晴らしい。

 

多くの著名人も絶賛している、
間違いなく名著の部類に入る本です。

 

しかし、そんな良い本でも、
最初に読んだ時には退屈に感じ、
途中でほって、
しばらく本棚に眠らせておりました。

 

私が未熟なため、

その人(本)の良い点に気付けたかったからです。

 

 

エッセンシャルとは程遠い日々

私が「エッセンシャル思考」を手に取ったのは、

知り合いに勧められたからでした。

 

異性と出会うのも、
友人の紹介とか、よくありますね。

 

本と異性は、その出会いにしても、

どこか似たところがあるようです。

 

 

この本が、本屋の棚に並んでいるのを見かけても、

恐らく買うことはなかったでしょう。

 

タイトルにもカバーにも派手さがなく、

少なくとも、街で思わず声をかけたくなるような、

目を引く娘ではなかった。

 

 

当時の私は、本業のSEで忙しく、

あまりビジネスに時間を割けていませんでした。

 

平日は、まとまった時間が取れないので、

細切れのすき間にできることを突っ込む。

 

本格的な作業は週末にまとめて進める、

という生活です。

 

 

本業では、いろいろと仕事が舞い込み、

それを端から片づけていうる内、

毎日が飛ぶように過ぎていきます。

 

忙しいのは、頼られている証だと、

それなりやりがいも感じていました。

 

うん?

 

忙しいことにやりがい!

これはまさに、この本で否定していることでは?

 

そうです。

 

当時の私は、まさに非エッセンシャル思考の罠に

どっぷりはまっていたのです。

 

 

さらに副業として取り組んでいたビジネスでも、

あれこれやりたいことができて、

勉強・実践を続けていました。

 

せめて副業ぐらいひとつに絞ればいいようなものですが、

興味が湧いたことには、すぐ飛びつくクセがあり、

試行錯誤してばかり。

 

 

そんな時にこの本と出会い、

読み始めたのですが、

(忙しかったせいもありますが)

心に刺さることなく、途中で止めてしましました。

 

 

本書では、仕事の具体例として、

会社でのエピソードが多く語られているのですが、

それを文字通りに受け取って、

「会社員の仕事術」の本かと思ったのです。

 

当時はビジネスを何とか軌道に乗せたいと、

遮二無二やっていたこともあり、

会社員の本に興味は湧きませんでした。

 

 

2度目の出会い

 

その本を再び手に取ったのは、

それからだいぶしばらく経ってから。

 

本棚を覗いていた時、

たまたま目について、

「そう言えば読みかけだったな」

とページを繰ってみたところ。

 

数ページ読む内に、

いろいろな言葉が染み入ってきて、

止められなくなりました。

 

「努力の量と成果が比例するという考えを捨てろ」

 

「トレードオフから目を背けても、トレードオフから逃れることはできない」

 

「仕事を減らすことにより、より多くを生み出す」

 

などなど。

 

 

ようやく気付きました。

 

この本は、仕事術の本ではない、

行き方そのものを説いた本なのだと。

 

 

私は、本を一旦閉じると、付箋を持ってきて、

改めて最初から読み直すことにしました。

 

一心不乱に読みふけり、

読了する頃には数十か所の付箋が張られました。

 

 

なぜ同じ本なのに、2度目になって感銘を受けたのか。

 

それはその時の己の状態、悩み、環境に、

ぴったりフィットしたからにほかなりません。

 

その時私は、ビジネスが思うように進まず、

その原因を探っていました。

 

いろいろやることで、

頭が混乱していたのでしょう。

 

考えても妙案が出ず、

時間ばかりが過ぎていくことに、

苛立ってもいました。

 

この本は混迷の最中にあった自分に、

「選択と集中」の大切さを気付かせてくれたのです。

 

何かを選択するということは、

他の何かを捨てるということです。

 

トレードオフを受け入れないと、

集中はできません。

 

納得度90%基準で、やることを絞り込み、

一旦やるとなったらそこに全精力を注ぎ込む。

 

それが、最小の努力で最大の結果を生む秘訣です。

 

 

言われれば「当たり前」と思うかもしれませんが、

このトレードオフというのは、なかなか難しいものです。

 

捨てるよりも、拾う方が気が楽だし、

短期的な満足感も得られます。

 

あれこれ忙しくしていれば、

余計なことを考えなくてよく、

充実しているようにも感じます。

 

しかし、ある時、気付くのです。

 

自分が努力の割に、前へ進んでいないことに。

 

これこそが、多くの人が気付かぬ内にハマる、

非エッセンシャルの罠です。

 

 

私はこの本との2度目の出会いで、

そのことに気付かされました。

 

出会いはタイミング

何かと出会うためには、

タイミングが大事です。

 

タイミングを外してしまうと、

出会ったことにも気づかず、

スルーしてしまうものです。

 

 

例えば「本」。

 

本は、情報・感動・楽しみなどを求めて手に取るものですが、
人間は時間と共に、状況や感じ方など変化しますので、
どういうタイミングで読むかで、受け取るものが変わってきます。

 

異性にしても、

お互いを必要としているタイミングで出会わないと、

互いに意識することなく通り過ぎてしまいますね。

 

本も同じ。あなたが必要としているタイミングで出会わなければ、

せっかく近くにいるのに気付かないままです。

 

もし、あなたの本棚に、長い間眠っている本があったら、

数ページでいいので、めくってみてください。

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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