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行動できない原因は知識偏重と依存体質にあり

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けんすけです。

 

知識は確かに大事ですが、

知識偏重は問題です。

 

知識欲は素晴らしいことですが、

ただ単に欲を満たしても意味はありません。

 

知識は生かしてこそ、その真価を発揮します。

 

知識の対極は無知ではありません。

 

知識の対極は行動です。

 

この記事では、知識偏重の風潮と弊害についてお話しします。

 

知識は武具にすぎない

知識があれば、大抵の問題は解決する、

と考えているのであれば、

それは大いなる誤解です。

 

知識は大事ですし、物事を判断するベースとなりますが、

絶対視はできません。

 

 

どんなに知識豊富でも、

身に付けた知識が役に立たず、

その場その場で臨機な対応が迫られることは、

ままあります。

 

知識はあくまで、

冒険に際し持っていると便利な武具であって、

ヒットポイントそのものではありません。

 

 

人生という冒険の旅で必要なのは、

行動力というヒットポイントであり、

武具は旅の途中で買いそろえればいいものです。

 

 

私がここで言う「知識偏重」とは、

武具が揃うまで旅には出ない、

という考え方を指します。

 

これは単なる臆病者の発想で、

人生を損していると言っていいものです。

 

 

もちろん、武具なしにフィールドに出れば、

たちまちやられてしまうリスクはあります。

 

でも、やられたら、また街に戻って、

鍛え直して再チャレンジすればいいだけ。

 

敵が分かれば、それを倒すにはどんな武具が必要か、

具体的に分かりますので、ムダなく装備できます。

 

頭の中で1000回のシュミレーションをするより、

1回の戦闘の方が、はるかに役に立ちます。

 

学校教育の弊害

そもそも、知識偏重の風潮は、学校教育にその端を発しています。

 

 

私も勉強は好きでしたので、

成績はよい方でした。

 

成績がよいと、自分のアイデンティティを「成績」に求めるようになります。

 

成績を維持し、よい高校、よい大学に受かることが

当時の人生の目標でした。

 

今でも、得意なことは何か?と聞かれたら、

「受験勉強」と答えてしまう。

 

社会に出てからは、

その特技を生かして、

塾の先生をしていたこともあります。

 

 

受験勉強とは、知識の量を競うものです。

 

応用問題も出ますが、

いかにたくさんの「応用パターン」を暗記しているかで、

点数が決まります。

 

つまり、よい点数を取るのためには、知識を増やせばいい、

という至極単純な公式が成り立ちます。

 

 

知識を増やす ⇒ 

よい成績・望む学校に合格 ⇒ 

自分のアイデンティティを保つ

 

 

この単純な式から、

知識を増やすことが人生の最重要課題となります。

 

そして何より、受験勉強の弊害は、

「知識を増やすことが絶対的な正解に至る」

という考え方が沁みついてしまうところにあります。

 

社会に出れば、絶対的な正解など、

どこにもないにも関わらず、

あると錯覚し、知識にそれを求めてしまう。

 

 

これは、今の学校教育がもたらした「ゆがみ」と言えるでしょう。

 

正解を求めて

 

学校のテストでは、受験問題も含め、

先生の言われた通り、または参考書にある通りの知識を頭に入れておけば、

それがそのまま「よい成績」につながります。

 

それが「絶対的な正解」なのです。

 

しかし、社会に出れば、正解は多様化し、

その時々でも変わってきます。

 

まして、自分の人生における「正解」が何かなど、

簡単に割り出せるものではありません。

 

そのことに気付かず、

あるいは気付いても気付かぬ振りをして、

「正解」に固執する。

 

それでは、いつまでも「見つからぬ正解」を求めて

さまようこととなります。

 

 

 

会社の上司の言うことが「正解」ではない。

 

家族、友人の言うことも「正解」ではない。

 

でも、どこかに正解はあるはずだと、

本を読み、各種セミナーを受け、

知識を蓄積します。

 

もちろん、セミナー講師も「正解」は出せません。

 

 

そうして迷った末に、

あなたは自己啓発に救いを求めるかもしれませんね。

 

しかしそのような試みの多くはムダとなり、

時間とお金を浪費しただけに終わります。

 

 

 

学生時代に染みついてしまった、

「知識が正解を導く」

という発想を捨てましょう。

 

繰り返しますが、

知識は単なる武具であり、

絶対的な正解ではないのです。

 

何かに依存する体質

この正解を求める発想は、

さらに悪いことに「依存体質」につながります。

 

学生時代は、先生、または教科書が、

絶対的な存在でした。

 

教科書にある通りに暗記すれば、

必ずよい成績が取れ、褒められるのです。

 

要は「先生」の言う通りに「教科書」を学ぶ。

 

これが学生にとっての正解です。

 

これはまさに、先生や教科書への「絶対的な依存」を生みます。

 

 

 

このような教育は、為政者にとっては、

大変都合のいいものでしょう。

 

聞き分けの言い、良質な国民を大量に生み出します。

 

別にそのこと自体の是非を問うつもりはありません。

 

これにより、高度に統制された、安定した社会が作られるのは確かです。

 

江戸時代に長く平和が続いたのは、

武士道精神が絶対的な価値感として浸透していた故でしょう。

 

理屈抜きに、

「ならぬものはならぬ」

という教育が必要な時もありましたが、

今は時代が違います。

 

多様化が求められる社会となり、

上のものに「依存」するだけの発想では、

通用しなくなっています。

 

 

 

知識偏重は、本(教科書)・先生に依存し、

学んだことを絶対視する考え方です。

 

依存体質になると、自分の判断では動けなくなります。

 

誰かに「正解」を出してもらい、

その通りに動くことしかやらなくなります。

 

それで、自分の人生と言えるのでしょうか。

 

 

最近では、テレビやSNSの偏向した情報に、

正解を求め、自分の行動を決めてもらう、

というような風潮さえ見られます。

 

こうなると、もはや知識偏重でさえありません。

 

テレビやSNSは、先生でもなければ教科書でもなく、

そこに正解などあるはずはないのです。

 

 

知識(情報)は武具、

あなたの人生を動かしていくのは、

あなたの行動力、ヒットポイントです。

 

知識を貯め込み、正解が見つからないからと、

行動をためらっていても、

何も変わらず、何も解決しません。

 

リスクを承知で行動し、ぶつかって、

その時初めて、学ぶべきことが見つかる。

 

それから学んでも遅くはありません。

 

学ぶだけで行動しないのは、

知識に対する「依存」であり、

自分の人生を放棄しているに等しい。

 

動きましょう。

 

行動だけが、

あらゆる問題を解決する、

突破口となるのです。

 

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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