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ビジネスで成功したければ、実力よりも〇〇〇を磨け!

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けんすけです。

 

色眼鏡という言葉はご存じですね。

 

色眼鏡=物事を素直に見ずに、先入観・偏見をもって見ること。

 

先入観・偏見、というと、何か悪いイメージがありますし、

「自分は色眼鏡で見ることなどしていない!」

と思っている人は多いでしょう。

 

でも、色眼鏡は、実は無意識のうちに、

誰もが知らず知らずのうちにかけているものなのです。

 

あなたも、もちろん例外ではありません。

 

今回の記事では、色眼鏡のからくりと、

逆に「色眼鏡を使ってビジネスを飛躍させる方法」についてお話します。

 

色眼鏡は誰もがかけている

色眼鏡=先入観・偏見

 

偏見は「偏った見方」のことで、

マイナスの意味合いで使われるので、
色眼鏡にもマイナスのイメージがありますね。

 

だから、色眼鏡は誰もがかけている、

と言われると、

「俺は違う」と言いたくなります。

 

 

ただ、ここでは色眼鏡の意味をもう少し広げ、

「プラス・マイナスに関わらず偏った見方」

としましょう。

 

 

 

色眼鏡は、まさに色のついた眼鏡であり、

色には物事の良い面を強調するものもあれば、

悪い面を強調するものもあります。

 

つまり、良いにつけ悪いにつけ、

公平に物事を見ないことが、

「色眼鏡で見る」こととなります。

 

 

 

こう言うとまた、

「いや、俺は何事にも公平だ」

という反論が聞こえてきそうです。

 

しかし、全てに公平であることはそもそも不可能であり、

公平さを欠いていても、本人はそれと気付かないものです。

 

 

例えば、東大卒の若者に会えば、

大抵の人は「東大」というブランドを通してその人を見ます。

 

全く同じ人、同じ服装であっても、

その人が浮浪者であれば、

「浮浪者」という目でみます。

 

浮浪者が立派な意見を述べたとしても、

「浮浪者が何を言っているんだ」

と、思われるのがオチですが、

 

全く同じ意見を東大卒の人が言えば、

「さすが東大卒は言うことが違う」

と感心されるでしょう。

 

 

それは誰もが持っている無意識の反応であり、

意識下ではなかなか補正できないのです。

 

色眼鏡が評価を底上げする

東大卒というのは、受験勉強という限られた世界において、

人並み外れて優秀であったという証明にはなりますが、

それ以外の分野については未知数です。

 

人間の評価というのは多種多様で、

一概に低い、高いをつけられるものではありません。

 

にも関わらず、東大卒の人の発言に説得力を感じるのは、

東大のブランドが、気付かないうちにあなたの評価を左右しているのです。

 

自分では公平な判断をしているつもりでも、

あなたの無意識は評価を偏らせます。

 

 

 

世間では、学歴主義は終わり、実力主義の時代だ、

と言われていますが、

果たしてそうでしょうか。

 

その人の実力は、公平に判断されているのでしょうか。

 

 

営業など、具体的な数字で出てくるものはよいのですが、

そういう職種はむしろ少なく、

仕事の多くは、成果が数字化しにくい。

 

数字化できない実力は、上司が判断するしかなく、

そこには必ず「色眼鏡」が介在します。

 

学歴はプラス要因のひとつにすぎず、

それ以外にも、性格・態度などなど、

目を曇らせる色はいくらでもあります。

 

 

上司がある部下を気に入ると、

多少の欠点は多い隠し、

よい面ばかり目に付くようになります。

 

その人の実力は、気付かぬうちに底上げされ、

出世街道に乗ることができます。

 

その逆もまたしかり。

 

気に入らない部下は、

悪い面ばかり目につくようになって、

実力は過小評価されるでしょう。

 

一旦そうなると、

評価を覆すのは、至難の技。

 

何しろ上司は、

「自分は公平な判断をしている」

と信じているのです。

 

 

あなたは、「公平な目」をもって、

実力以下に評価され続けることになります。

 

実力をつけても報われない?

自分は公平だ、と信じている方向けに、

もう少し分かりやすい例を出します。

 

色眼鏡の最たる例は「恋愛」でしょう。

 

 

一旦好きになると、その人の「よい面」しか目に入りません。

 

人間だれしも、長所も短所もある、という至極当たり前のことが、

すっぽり抜け落ちてしまいます。

 

客観的に見ると滑稽な話しですが、当人同士は大真面目ですね。

 

また、それくらい色を濃くしていないと、

「結婚」という人生の重大事を決断できないでしょうから、

色眼鏡は、人間において必須の機能なのでしょう。

 

 

これがまた、一旦嫌いになると、

相手の悪い面ばかりが目について、

「もう一緒にいられない!」

と離婚に至るわけですね。

 

 

色眼鏡は、そのくらい極端に作用することもある、

実にやっかいなものなのです。

 

まず「外すことはムリ」と悟ることです。

 

その上で、戦略を練ればいいわけですね。

 

 

色眼鏡の存在を認めれば、

「実力は絶対的な基準でない」

ということが分かってきます。

 

 

実力以上に見られる場合もあれば、

それ以下に見られる場合もある。

 

そうであれば、実力以上に見られる努力をすることが、

成功への早道となります。

 

 

 

実力偏重主義を掲げ、

10の力全てを実力アップに費やのは、

実は効率が悪い努力と言えます。

 

 

10のうち3~4を、

「自分をどう見せるか」に

振り向けたらどうでしょう。

 

 

サラリーマンなら、

「上司に気に入られる努力」ですね。

 

「そんなことまでして…」

と反発する人もいるでしょうが、

昇給・出世を考えると、早道となります。

 

色眼鏡を利用しビジネスを大きくする

「自分をどう見せるか」は、

ビジネスにおいては、非常に重要となります。

 

「顧客を惹きつける見せ方」

ができなければ、全ての努力がムダとなるかもしれません。

 

 

あなたは、「自分をどう見せるか」について、

どのくらい神経を使っているでしょうか。

 

もし、あまり考えたことがない、

というのであれば、

それがあなたが稼げない原因です!

 

 

よい商品(サービス)開発に全力を注いでしまうと、

「見せ方」について考える余裕がなくなり、

片手落ちとなります。

 

 

いくらよい商品、つまり実力があっても、

まず、正当には評価されません。

 

顧客はあなたを、マイナスの色眼鏡で見ています。

 

顧客はあなたのことを知りませんから、

どこの馬の骨かと、疑っています。

 

あなたの商品がどんなによいものであろうと、

疑いを解かない限り、売れることはありません。

 

 

 

疑いを解く手法については、

いろいろなものが開発されています。

 

それこそ、マーケティングと呼ばれる、

大きな研究分野となっています。

 

ここで、それに踏み込むことはしませんが、

一例を上げるとすれば、「広告」ですね。

 

あなたに資金があるなら、どんどん広告を打ってみましょう。

 

人間は何度も接することで、警戒心を解くという性質があります。

 

これを「ザイオンス効果」と言います。

 

断られても断られても、何度も訪問することで、お客さんとの距離を縮める、

というあの営業手法です。

 

広告で何度もあなたの商品を見ているうちに、

段々とあなたの商品を疑う心が薄らいできます。

 

これだけ広告を打っているのだから、

割としっかりした商品なのではないか?

 

顧客が、そういう気持ちになってくれれば成功です。

 

 

 

やや話しが逸れましたが、

要は「いかに見せるか」を学ばない限り、

商品は売れない、ということです。

 

 

実力をつける、

商品・サービスの質を高める、

 

 

それはそれで大事なことには違いありませんが、

そればかりに注力していても、

ビジネスは成り立ちません。

 

一旦信用を勝ち得れば、

顧客は今度はプラスの色眼鏡で見てくれるようになりますので

商品・サービスを本来の価値以上に評価してくれます。

 

 

このプラスの色を得た者が、成功者となり、ビジネスを飛躍させるのです。

 

まとめ

・色眼鏡(偏見・先入観)は誰もがかけている

・色眼鏡により、マイナスだけでなくプラスの面も実態以上に強調される

・色眼鏡がある限り、実力がそのまま評価されることはない

・だから実力を高めると同時に、プラスの色を獲得する努力が必要

・自分や自分の商品を「どう見せるか」はビジネスの要

 

 

実力以上に評価してもらえるよう、

マーケティングでしっかり「見せ方」を学んでいきましょう。

 

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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