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信頼関係を築く力がビジネスの鍵 信頼の時代を勝ち抜く方法

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けんすけ@生涯現役
「60にして立つ」
30年遅れで不惑を目指す

 

今は信用の時代だという。

信頼関係を築く力がビジネスを左右する。

アフィリエイト業界でも、
信用を重視するようになってきた。

信用できない相手からは、
誰も物を買わない。

信頼を得られない記事では、
収益はあがらないし、
検索上位も取り辛くなっている。

 

とは言え、信頼が大事と言われても、
具体的に何をしていいか迷うと思う。

ここでは、信頼獲得のための方策について考えてみたい。

有名=信頼ではない

有名人が必ずしも信頼を集めているわけではない。

クラウドファンディングというものをご存じだろうか。

企画を提案し、賛同してくれた人からお金を集める仕組みで、
誰でも自由に参加できる。

 

例えば何か面白い商品を思いついたなら、
クラウドファンディングに企画を出す。

制作費が集まったら、入金してくれた人には、
初回限定商品をプレゼントすると提案する。

企画次第では、無名の一般人でも、
数百万を集めることも可能だ。

 

ではタレントなど、有名人がやれば、
さぞ集まるのではと思いがちだが、
どうも現実は、そううまくはいっていない。

企画の良し悪しもあろうが、
お金を集めるというのは、
それほど簡単ではないようだ。

 

テレビなどで知っている名前だから、
金を出そうとなるだろうか。

その人のファンは別だが、
ただ知っているというだけでは、
そこまでの気持ちにならない。

 

「この人なら何か面白いことをやってくれそう」
「この人の作る商品なら買ってみたい」
という信頼が得られていないのだ。

 

この「この人なら」という部分が
信頼にあたる。

 

いかに「この人なら」と思わせるか、
ここが重要だ。

 

 

クラウドファンディングの例でもあるように、
「有名」がそのまま「信用」になるわけではない。

企画で信頼を勝ち取る必要がある。

直接話すことのないネットの世界では、
相手に訴える手段は基本「文章」だ。

最近では「動画」が勢いを増しているが、
ここでは文章に絞って話を進めたい。

ネットで稼ごうと思ったら、
文章で信頼を得る必要がある。

 

無名の我々でも、
文章次第で信頼を得られる可能性があるということだ。

キャッシュポイントを後ろにずらす

キャッシュポイントとは、
実際にお金を手にするタイミングだ。

早くキャッシュを手にしたいと、
誰もがそう考えているが、
ちょっと待って欲しい。

がつがつとキャッシュを取りに行っても、
うまくいかないことが多い。

 

アフィリエイトで言えば、
以前はペラ1枚の記事でも、
検索上位さえ取れば売れた。

ペラ1枚の記事なら最小限の労力で済む。

ほぼ投資なしでキャッシュを取りにいくやり方だ。

今はその手法は通用しない。

 

キングコング西野氏が、
「革命のファンファーレ」という本を書いている。

その本の中で、西野氏は、
お金を貯めるよりも信用を貯めろ、
と訴えている。

その本にあるエピソードをひとつ紹介しよう。

 

西野氏は絵本作家でもある。

新作を制作するにあたり、
その資金をクラウドファンディングで集めた。

当時国内では最高額が集まったという。

それだけ集まるには、やはり集まるだけの理由がある。

西野氏はちゃんと仕掛けを用意していた。

 

西野氏は自身のライブを、
格安の入場料で行った。

入場者は満足したが、
ライブは当然ながら赤字だった。

そしてその1か月後に
絵本のクラウドファンディングを仕掛けた。

ライブ入場者の多くが、
賛同したという。

 

赤字覚悟でライブをやることで、
観客の信頼を得る。

信頼を得れば、
次の大事な企画で賛同が得られる。

その流れを確信しての行動だ。

 

 

信頼を得るための投資がまずあって、
次のキャッシュポイントに繋げていく。

 

これが「キャッシュポイントを後ろにずらす」という意味だ。

まずお金を取りにいってはいけない。

その前に客が「お金を出したくなる」よう仕向けておく必要がある。

 

キングコング西野氏の「革命のファンファーレ」の解説動画をユーチューブに投稿しているので、
よければ視聴して欲しい。

文章で信頼を得る

ネットでは文章で訴えることしかできないと、
前に書いた。

では、ライティングを学び、
優れた文章を書かないといけないかというと、
そうではない。

乱暴に言うと、
文章のうまい下手は関係ない。

では、何がポイントになるかと言うと、

 

ひとつは「感情」だ。

 

書く方の感情が文章に乗って、
読み手に伝わる。

感情がない文章は、
例え理路整然としていても
読んでいて退屈だ。

離脱されてしまえば、
収益にはならない。

 

人が行動を起こすのは、
感情が動いた時だ。

感情で物を買い、
後で理由付けする。

読者の感情を動かせれば、
購入行動を起こすことができる。

そのためには、
書く方の感情が文章に現れていなければならない。

 

ふたつめは「主張」だ。

 

「理念」と言ってもいい。

書き手が、しっかりとした理念を持ち、
ぶれない態度を貫いていれば、
それが読者の共感を呼ぶ。

サイトアフィリエイトで言えば、
理念は各記事というより、
プロフィールに書かれる類のものだ。

ただ理念を持っていれば、
各記事の端々にも顔を出す。

それが読者を惹きつける。

 

みっつめは「投資」だ。

 

信頼を得るために投資した経緯を、
記事に入れ込んでいく。

サイトアフィリエイトなら、
商品を購入し、自分で実践した結果を写真で載せる。

いわゆるレビュー記事だが、
これは信頼を勝ち取る効果的なやり方だ。

検索上位も取り安い。

自分で商品を購入し、実践することが、
信頼を得るための投資であり、
キャッシュポイントを後ろにずらす戦略となっている。

 

信頼を勝ち取ることが、
これからのビジネスの要となる。

ぜひ肝に銘じて取り組んでいって欲しい。

 

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この記事を書いた人

IZUMI HASHIMOTO
IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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IZUMI HASHIMOTO

学生時代に友人に誘われ演劇を始め、大学卒業後、就職せずに芝居の道に入る。旅公演で全国を巡るなどしていたが、30代半で塾講師に転身。さらに40歳で全く未経験のIT業界に就職。会計専門のSEになる。60歳で定年を迎えたの機に、新しくビジネスを始めると共に、魂や心にまつわる発信をライフワークにするべく研究・研鑽を重ねている。

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